2025年7月21日月曜日
ナショナル・ソーシャリズム
ナショナリズムというのはどうやらその国民には快いものだと言われている。それを使って民主主義の方法で,だれにでもわかり易い言葉で,大声でどなりちらして政権を取った政党があったと,大学の国際関係論の講義で聴いたことがある。そうなんだよねぇ。困ったねぇ。なんだか,地球温暖化に二酸化炭素は関係ないらしい。ところで,望ましいことではあるが,本当に食料品 100% 自給が達成できるのだろうか。それと近隣国との貿易はどうなるというのだろう。あるいは年金生活者のエンゲル係数は。
2025年7月12日土曜日
あれ? 大学院博士課程留学生への生活費カット
あの有村治子参院議員と,党首(首相)の主張には矛盾があるんだが。なぜ?単なる選挙対策・票集めなのか?
文科省の判断は有識者の判断に基づいたものだそうだ。どういう判断だったのかなぁ。本当に米国などの事情を考慮しているんだろうか。誰に配分するかも,その有識者(別の人間だろうが)が審査したものだろうし。
文科省の判断は有識者の判断に基づいたものだそうだ。どういう判断だったのかなぁ。本当に米国などの事情を考慮しているんだろうか。誰に配分するかも,その有識者(別の人間だろうが)が審査したものだろうし。
2025年6月30日月曜日
留学生と共に実施した研究成果は留学生のものなのか
中島恵さんというエキスパート(Yahoo ニュースより)の価値観では,「博士課程への進学を促す目的」だった制度(暗黙のうちに「日本人学生の進学を促す」としている)の予算を留学生の特に中国人に給付することは怪しからんということらしい。しかし,その制度を継続しても日本人進学者は増えなかった。その改善策が留学生の締め出しなのか。そもそも日本人がもらえなかったのは,研究レベルの審査で留学生の実力よりも足りなかったからじゃないのか。日本人なら,たいした研究ではなくても配分しないといけないのか。また,日本人進学者数が増えない原因はそもそもそういう支援が少なかったからじゃないのではないか,別に原因があったんじゃないかという考え方はできないのだろうか。今回の文科省がやっていることは,トランプ大統領が何か誤解をして留学生を締め出そうとした(最終的にどうなるかはまだ見えないが,ほぼ元に戻りそうな勢いだ)のと同じにしか見えない。
さて,博士課程に留学生が 3 年間いて 3 編の研究論文を指導教員と一緒に出版した場合,その業績は,まずは指導教員のものと考えるのが我々大学人の常識なんだが,世間はそうは考えないのだろうか。不思議だ。その 3 編の成果を出すために,僅かな研究費は出すが生活費や授業料は自腹でやれというのが文科省の考え方だ。そう考えると,僕たちのように米国の NSF, NASA, 陸軍などの予算で毎年のように論文を出した結果 PhD の学位を得たり,共同研究者として米国の先生の予算で研究論文を出版できたのは,とても幸せだったと思わないといけない。米国の懐の広さに感謝。
さて,博士課程に留学生が 3 年間いて 3 編の研究論文を指導教員と一緒に出版した場合,その業績は,まずは指導教員のものと考えるのが我々大学人の常識なんだが,世間はそうは考えないのだろうか。不思議だ。その 3 編の成果を出すために,僅かな研究費は出すが生活費や授業料は自腹でやれというのが文科省の考え方だ。そう考えると,僕たちのように米国の NSF, NASA, 陸軍などの予算で毎年のように論文を出した結果 PhD の学位を得たり,共同研究者として米国の先生の予算で研究論文を出版できたのは,とても幸せだったと思わないといけない。米国の懐の広さに感謝。
2025年6月27日金曜日
海外の研究者への特別な研究費と留学生対応
米国の大統領とハーバード大との関係などがどうなるかわからないが,もしほぼ元に戻ったとしたら,米国大学の博士課程に留学したときに RA で受け入れてもらえれば,研究費はもちろん,授業料と生活費が,指導教員の研究費からもらえる。日本は一つ前に書いたように,留学生には生活費は渡さないから授業料も免除しないことになる。優秀な留学生なら日本ではなく米国を選ぶだろう。
また,大統領の考え方によっては,日本はいろんな大学が米国の研究者受け入れを宣言していたり,文科省も何か特別な研究費のことに言及していたが,そもそもその額は,米国にいられたら申請できる額にはほど遠いだろうし,日本の大学の研究費は(僕が知る限りは)学生の授業料と生活費の全額には当てられない。優れた研究者を米国からリクルートできても,その博士課程学生を支援する予算はほぼ無いに等しいのではないだろうか。しかも,日本の大学に来たら,入試業務・教授会・委員会・・・といった雑用がある。海外からの教授には,それは免除するのだろうか。こういうことには,いま議論の中にある学術会議の人たちとか,国大協とかは何も意見は出さないのだろうか。
また,大統領の考え方によっては,日本はいろんな大学が米国の研究者受け入れを宣言していたり,文科省も何か特別な研究費のことに言及していたが,そもそもその額は,米国にいられたら申請できる額にはほど遠いだろうし,日本の大学の研究費は(僕が知る限りは)学生の授業料と生活費の全額には当てられない。優れた研究者を米国からリクルートできても,その博士課程学生を支援する予算はほぼ無いに等しいのではないだろうか。しかも,日本の大学に来たら,入試業務・教授会・委員会・・・といった雑用がある。海外からの教授には,それは免除するのだろうか。こういうことには,いま議論の中にある学術会議の人たちとか,国大協とかは何も意見は出さないのだろうか。
博士課程学生支援と留学生
「次世代研究者挑戦的研究プログラム」の支援で,留学生には生活費を支給しないそうだ。対象学生のうち留学生が 40% だからだそうだ。だって日本人は博士課程には進学しないから仕方がないじゃないか。研究費と生活費(多分授業料に使える)をもらっても行かない修士学生は少なくないと思う。就職先が限定されるから。
大学院重点化して博士課程の定員を確保しようとしても,埋めているのは社会人と留学生だ。だから支援対象の 40% が留学生になるのは当たり前。結局,トランプさんが今後どうするかにも依るが,優秀な留学生は生活費がもらえる米国の大学院で RA になる選択をすることになり,米国の研究は進むが,日本は相変わらず停滞するだけだ。米国留学当時の留学生のほとんどは RA だった。そうじゃなきゃ留学なんてできなかったし。
大学院重点化して博士課程の定員を確保しようとしても,埋めているのは社会人と留学生だ。だから支援対象の 40% が留学生になるのは当たり前。結局,トランプさんが今後どうするかにも依るが,優秀な留学生は生活費がもらえる米国の大学院で RA になる選択をすることになり,米国の研究は進むが,日本は相変わらず停滞するだけだ。米国留学当時の留学生のほとんどは RA だった。そうじゃなきゃ留学なんてできなかったし。
2025年6月10日火曜日
2025年6月8日日曜日
米の流通に問題があるわけじゃなさそうだ
どうやら農協さんも卸さんも「緊急事態」だということを全くご理解いただいていなかったようだ。今回の備蓄米の放出は「緊急事態」だったからで,それは「米が充分には消費者に届いていないこと」と「価格が高すぎること」だったはず。しかし,競争入札米について,農協さんも卸さんも通常業務としてやっておられるらしく,なかなか消費者にはまわってこない。これは流通の問題ではなく,危機感の無さに原因がありそうだ。卸さんは普段通りに,ブランド米とのブレンドをして味を確かめながら,競争入札で高くした米にさらにブランド米を混ぜて高額米にして「消費者の舌のため」とおっしゃっている。しかものんびりと。多分,ブランド米が高くて売れないから,備蓄米に少しでも混ぜて見かけ上安い米として消費させようとしているとしか見えないねぇ。あの津波大地震のときの一ヶ月半くらいの流通がとだえて米も野菜も入手が難しかった,あるいはかなり高価だったときに,もし備蓄米を放出してもらっても,二ヶ月後に高い米としてまわってくるだけだったんだろうなぁ。
2025年5月31日土曜日
2025年5月30日金曜日
古古米は体に悪いのか,消費期限が切れているのか
昨日のテレビのインタビューで若いお母さんが「小さい子供がいるから敬遠します」と。そんなに味覚が鋭い幼児がいるんだと感心しかけたが,もしかしたらこの母親は何か勘違いしているのではないかと思った。というのも,そのときに「食べない」と回答した若い男性も似たようなニュアンスだったから。こういうインタビュー結果を流す大手テレビ局の姿勢そのものに疑問を感じた。
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