「次世代研究者挑戦的研究プログラム」の支援で,留学生には生活費を支給しないそうだ。対象学生のうち留学生が 40% だからだそうだ。だって日本人は博士課程には進学しないから仕方がないじゃないか。研究費と生活費(多分授業料に使える)をもらっても行かない修士学生は少なくないと思う。就職先が限定されるから。
大学院重点化して博士課程の定員を確保しようとしても,埋めているのは社会人と留学生だ。だから支援対象の 40% が留学生になるのは当たり前。結局,トランプさんが今後どうするかにも依るが,優秀な留学生は生活費がもらえる米国の大学院で RA になる選択をすることになり,米国の研究は進むが,日本は相変わらず停滞するだけだ。米国留学当時の留学生のほとんどは RA だった。そうじゃなきゃ留学なんてできなかったし。