2013年2月3日日曜日

教育職は聖職なのか

知識を得たいという行為は(興味さえ持てば)本能的なものではないだろうか。うまく(いろいろな意味で)生きていくために体が必要としているのではないだろうか。そうやって得た知識を次の世代に伝えるのも本能ではないか。大工さんがいい家を建てようと努力することや,その技術を弟子に伝えることと同じであり,他の職種と教育職には違いは無い。教育も労働である。まず学ぶため(覚えることではなく自分の言葉で翻訳して整理して記憶するため)には体力が必要である。教壇に立って説明するには体力が必要である。一日に二コマ授業をすると,夕方には疲労でとっても眠たくなることが多いため,滅多にそういうことはしない。
先日,退職金額が下がることに困って学期途中で退職した教員がいて問題になった。学期途中というのは弁解の余地は全く無いが,これは予測できる事態であって(県によっては年度末の措置にしたところもある),原因はこの措置を決めた役所側にあるのは火を見るより明らかである。通常は事前聞き取りをやって,被害を最小に留めるようにするべき措置だったはずだが・・・
教職だろうとどんな職であろうと人は,家庭を持っているのであればなおさら,将来計画を立てて仕事をしているだろう。もちろん経済的な観点からがその計画の大きな比率を占める。その計画を遂行できなくなるようなとんでもない事態に陥ったというのが今回の事情であり,それ以上でも以下でもない。

2013年1月27日日曜日

ウィルス

ノロというウィルス流行は昔は無かったと思うのだが,なぜなんだろう。別名だったのか,ウィルスという認識が無かったのか,それともそんなウィルスは昔は無かったのか?
さて? 大学で先週急にコンピュータウィルス感染が「多数!」発生した。大学でサービスしているウィルス対策ソフトが version-up のために旧版のデータ更新サービスが停止してわずか 2 週間だ。普段から言われているウィルス対応,怪しいメイルは開かないとか,ブラウザで変なところをクリックしないとか,何故守れないのか不思議でならない。学生さんだろうか? それとも・・・それにしても件数が「多数」というのは何故?
そうそう,変なボタンのクリックといえば・・・役立つソフトのダウンロードサイトなのに,何やら「今すぐダウンロード」というボタンがあって,それは結局全く関係無いソフトへのリンクなのだが,紛らわしい。どうしてこんな・・・一度引っかかって,しかし,たいしたソフトではなかったので簡単に削除できたから助かった。こういうことなのだろうか。あの fa**book というのも悩ましい。親しい友人(彼もうっかり登録)からのメイルに応えるうちに,あれっと言う間に登録。しかも解除の仕方がなかなかわからない。えぐいシステムと感じた。ま,解除できましたが・・・登録直後からメイルが来るので参ったよ。なんで?

2013年1月20日日曜日

螺印と蔵武

スマートフォンのアプリケーションソフトに「螺印(インにアクセント)」というのがあるらしい。なんでも,無料で何らかの通信ができる ID があって,それをこの世の中,安易に掲示板に載せたことによるトラブルが発生したそうだ。そんなユーザを相手にしなければならない会社も大変だなぁ。と,ここで,その報道の TV 画面を見たところ `Line' とある。なぁーんだ,「ライン(ラにアクセント)」なんだ。そういえば若者のしゃべる「クラブ」のアクセントもちゃうなぁー。「ながら」で聞いていると,なんだかよくわからん昨今である。と,年末年始のメイル挨拶をしておりましたら,なんと同級生(女性)間でこれを使っているとか。うぅーむ。アラカンも侮れないなぁ。

2013年1月14日月曜日

教養教育

ドイツ語で覚えているのは,例えば,今井先生の「5 月」や北ドイツの天気とラテン系の人間の性質とか北杜夫氏のペンネームの由来かとか・・・きっと,語学という学問としては全く無用な知識だけである。でも,今も 1 から 100 くらいは言えるし,How are you? See you again. Thank you. How much? くらいは言える。だもんで,米国留学中に技術職員のシュミット氏が友人を連れて実験室に来たときに,ドイツ語で挨拶したものだから,その直後にドイツ語でまくしたてられておもちゃにされた。お客さんも笑っていた。でも,仲良くはなったと思う。
前に書いた笠原先生の授業も,新幹線(長い時間を見知らぬ人と過ごす)で隣に座った方が「歎異抄」の解説のようなものを読んでいたときにも,話しかけられても話ができた。国際関係論ってのはもう授業内容も覚えてないが,衞藤瀋吉先生と菊地昌典先生だった(とても不思議な組み合わせだね)・・・で,菊地先生からは毎週のように本を読めと書籍紹介がありましたよ。「夜と霧」が最初だったとは思うけど,それも含めて 5 冊くらいは読みましたね。授業内容とは関係は無かったと思うのですが・・・
ま,教養教育なんてのはそんなもんだろう。あるいは,意識の深いところに何か哲学的な概念や心情を植えつけるのが目的だろうと思う。成果を求めてはいけないが,そういった科目を無くしてはいけない。問題は,学生さんが興味も持たず(単位を取ることだけが目的で他人のレポートを写すなど)何も頭に残ってないことである。ちなみにスペイン語は習ったことは無いが,米国の清掃担当がスペイン語文化の方々だったことから,See you tomorrow. は「明日間に合わない」でいいことは知っているのだ。

2013年1月6日日曜日

TV でプレイバシーカミングアウト

年末の TV ニュースである。帰省途中の鉄道駅における子連れの母親へのインタビューである。帰省先を聞かれての回答は「主人の母の方の家へ・・・」とのこと。うぅーむ。このご主人のご両親は離婚したんだなぁー。今はもしかしたら,ご主人のお父さんと同居しているのかしらん・・・うぅーむ・・・

2012年12月29日土曜日

一劫の長さと教養教育

1 年生のときに笠原一男先生の(退官のときに何か問題があったと聞くがネットではわからず)浄土真宗についての講義を受けた。なぜかというと,単位が取り易いという噂だったからだ。昨今の学生さんと全く同じ発想である。
覚えているのは「善人なおもて往生す。いわんや悪人をや。」の連呼による刷り込みである。呵呵。が,面白かったのは(これも何度もおっしゃった)「一劫」の長さだ。正確ではないが,確か次のようだった。「ここに 100 km 辺の立方体の岩があります。100 km というのは,東京駅の新幹線ホームの南端から熱海(だったかな?)のホームの*m 手前です(わかり易い良い授業の見本かも)。ここに天女が 3 年(『年』という概念が既に確立されていることが前提で,今となっては面白い)に一度降りてきて羽衣で一度なでるのです。そしてその岩がすっかり磨り減ってしまうまでの時間が『一劫』なのです。」だった。文献にあると思われる比喩を書き直して話すことに感激したものだった。
が,最近の学生さんが(特に東北大での問題かもしれないが)教養課程(現在は全学教育というごまかした言葉が使われているが)で履修した科目の内容や雑談を覚えていないようなのだ。例えば第二外国語で 1 から 10 までも言えない。簡単な挨拶も覚えていないザマだ。どこに問題があるか。学生さんか。きっとそうだろう。大学の教員か。絶対にそうだろう。教養部を無くしたことか。わからん,というのも,実態は同じで,悪くなったのはいわゆる「教養」を教育せずに,使える知識を埋め込む路線を取ったこと(ここ東北大だけかもしれないが)も関係するだろう。

2012年12月23日日曜日

またつまらない試験を

あの役所が,高校に共通テストを実施するらしい。何と! 基礎学力の確認なんだそうだ。現実と建前が完全に遊離しているセンター入試は,じゃぁ,無くしてくれるのかというと,そうではないらしい。じゃ,センター入試は応用学力を確認しているかというと全くそういうものではないことは,各大学の二次試験成績との無相関を見れば明らかである。センター入試がトップクラスであっても,物理学の応用問題は白紙という生徒が多数であり,二次試験トップのセンター入試成績は中庸なこともしょっちゅうあるからだ。米国の場合,今もやられているのかどうか知らないが,共通試験を通常受けていればそれを元に大学にチャレンジできる。共通試験について,学部は確かそれだけ(2種類?)ではなかったか。
もしかしたらまた天下り団体でも作るのだろうか。中身も運用も無駄しか無い。あ,そうか,高校の序列化が目的なんだな。それを元に高校を潰すのかもしれない。新聞によるとこの共通テストは非受験校のみ対象らしいし・・・そんな目的,センター入試結果を公開すれば済むこと。あっはぁーん,センター入試が,基礎学力を確認するためには不適切なことをようやく気づいたのかな。

2012年12月16日日曜日

アポイントは Y シャツ

ボェジャーの艦長のジェーンウェイが `appointment' と発音したのだが,僕の耳には `appoint' と聞こえたものだから,おや! 日本人が「アポイント」と言うのは今や正しいのだろうかと心配になり(なんのこっちゃ),字幕を表示したところフルに表示された。注意深く聞きなおすと,なんとなく `ment' と続けているように聞こえないことはない。3 音節の前が余りにも強いからなのかしらん。がしかし,昨今「アポイント」という言葉を使うのは,Y シャツの状況とは違うだろうなぁー。「パラスタ」には驚いた(というよりもまず何を言っているのかわからんかった)が,最近 TV で著名な女優が「コスパ」といった言葉を使っている。いずれも下品にしか聞こえない。

2012年12月8日土曜日

ようやくの総括ですか

ちょっと褒めようかな,民*党。
ようやく総括ができたらしい。かつては,公約は破られると誤解されることからか,マニフェストとかいう訳のわからないカタカナを使って施政方針を公にしたが,結局それは破られてしまった。それも自覚していないような発言が続く中,ようやく気付いたらしく,マニフェストは骨抜きにしておいて,破らないで済むようにしたらしい。
そして,右往左往しても批判を受けないように,大スローガンを「動かすのは,決断。」と,句読点付きで大胆である。マニフェストをぼやかしておいて,万一ぶれてしまっても,そのスローガンは「公約は変えないが,一度決めた決断の方を動かすのだ,つまり,適宜ブレながら頑張る」と主張したわけである。居直りもここまで大胆だと潔いのかもしれない。これで投票対象から完全にこの党を無くすことができた。

2012年12月2日日曜日

金返せ

民*党が,離党者に金を返せと・・・
マニフェストとかで人を集めておいて,金を配って,しかし執行部はその方針に沿った運営ができなくて,誘われたものの方針転換に納得できなくて離脱する人に,マニフェストを死守できない親団体が金を返せとは・・・全く論理性に欠けていて,子供の主張にしか聞こえない・・・よねぇー