2026年7月4日土曜日

小中学校の「学習」が「探求」にという提案

 小中学校で実施されている「総合的な学習の時間」の名称を,高校と同じ「総合的な探究の時間」に変えようという提案があるらしい。目の前に解決する問題・課題が現れたとき,解決するための道具つまり数学的知識・物理的モデル化・他の現象との定量的比較法などを全く知らない人はどうするだろう。ちょうど英文を目の前にして単語もほとんど知らず辞書も持たずに翻訳するのと同じ状況だ。まずは知識や知恵を脳みそに蓄えるべきだというのが,僕のかつての同僚(電気系だが)の先生がおっしゃっていたことだった。話題は多分全く違うのかもしれないが,小学生への英語教育がほとんど何の役にも立ってないという研究報告の内容と同じではないんだろうか。