2024年12月9日月曜日

奨学金の停止などの評価について

 低所得世帯向けの修学支援新制度(新制度)の学業要件が次の3つらしい。
(1) 取得単位数の合計が標準単位数の6 or 7割以下
(2) 学業成績の平均(GPAなど)が学部などにおける下位4分の1の範囲
(3) 授業への出席率が8割以下
この (2) が相対評価なことに抗議の声があがっている。そうだよね。なぜ絶対評価で GPA<2 にしないんだろ。米国大学なら当たり前の基準だ。しかも(1) の標準単位数って何だ。これも個々の大学の進級条件を満たさない場合にすればいいだけだ。(3) は,今や多くの大学で使っている 2/3 ルールと矛盾する。僕の講義の不合格になる欠席レベルがちょうど8割なんだが。それは規定じゃなく,結果論なんだよなぁ。また授業じゃなく講義だ。改訂案は以下
(1) 当該学科の進級条件・卒業要件を満たさない場合
(2) GPA<2
(3) 講義の出席率が2/3未満