2015年10月25日日曜日

グローバリゼーション=均質化

としか思えない。役所の価値観に合わせないといけない大学が果たして本当の大学だと言えるのか。かつて本学は,役所に迎合する「振り」をしてきたが,もはや本学も含めて役所の恫喝にペコペコしているだけのように見える。本学は昔から「実学主義」と豪語しているが,そんな研究にはアカデミズムの存在は不要であるからして,外でやってもらえばいいわけだ。プロジェクト研究とかプロジェクトリーダーとか,リーダーを育成するとか,他の誰かが,あるいは OJT でやればいいことをやっているのではないか。元神尾銅山の施設に膨大な資金を配る部分は非常に高く評価すべきであるが,外国の下水処理研究・事業に数千万も当てる必要は全く感じない。どこにも学問の匂いがしないからだ。役所はもう少し,他の役所との差別を明確にすべきではないのか。無駄と思えるくらいの幅広い価値観を大学に与えるのが役所の本来の役割ではないのか。