標記を作るときに東*大の学部のそれを見せてもらった。いいことが書いてあった。「日本語によるコミュニケーション能力を伸ばす」である。グローバル・グローバリゼーション・コミュニケーション・・・全部「英語」を念頭に置いている昨今のくだらない基準をすっぱり切ってくださった。うちも真似しようと働きかけてみたが,最終的にはどうなったんだったか・・・忘れた。ま,学生さんもそれを読んで何の足しになるかわからないから,ま,いいか・・・
工学部の多くの分野では,多分,バックの業界が無くなっていると聞く。しかし土木には建設業界が歴然と存在し,それ無しには社会は発展しないし維持もできない。それなのに,従来の土木科目は旧いということで削除する傾向が全国的にある。そのうち,土木構造物が外国のそれと同じように,ある日突然・・・なんてことが起こるのではないか。と,一応の心配をしてみたい。何が一番大事なのかを昨今は考えていないのではないか。最低限必要な専門知識を日本語でまず(頭の中で用いている言語でまず)身に付けることからすべてが始まると感じているのであるが・・・そういう意味でも土木は他分野とかなり違うのかもしれない。