2024年12月9日月曜日

奨学金の停止などの評価について

 低所得世帯向けの修学支援新制度(新制度)の学業要件が次の3つらしい。
(1) 取得単位数の合計が標準単位数の6 or 7割以下
(2) 学業成績の平均(GPAなど)が学部などにおける下位4分の1の範囲
(3) 授業への出席率が8割以下
この (2) が相対評価なことに抗議の声があがっている。そうだよね。なぜ絶対評価で GPA<2 にしないんだろ。米国大学なら当たり前の基準だ。しかも(1) の標準単位数って何だ。これも個々の大学の進級条件を満たさない場合にすればいいだけだ。(3) は,今や多くの大学で使っている 2/3 ルールと矛盾する。僕の講義の不合格になる欠席レベルがちょうど8割なんだが。それは規定じゃなく,結果論なんだよなぁ。また授業じゃなく講義だ。改訂案は以下
(1) 当該学科の進級条件・卒業要件を満たさない場合
(2) GPA<2
(3) 講義の出席率が2/3未満
 

2024年12月6日金曜日

また縦割り?

 厚生労働省の新たなシステムでは,救命救急センターがある病院のほとんどで,同意が無くても,患者の受診歴や処方薬などを閲覧できるようになるらしい。マイナンバーカードが無くても名前等の四つの情報で閲覧できる。つまりマイナンバーカード保険証は要らないというわけだ。

2024年12月3日火曜日

企業献金

 政治つまり国を動かすためにお金が必要なら,寄付したい方や企業からはいただけばいいのではないか。ただ,国立大学法人の研究費のように,寄付者や企業はまず財務省(国庫)に寄付をし,財務省はその中から〇%をオバーヘッドとして国の予算側にピンハネしたあと(大学の外部資金でも同じように学長や学部長にピンハネされる),寄付先のきちんとした帳簿に送金するというのではどうか。そして,寄付社・者名と金額と寄付先はリアルタイムでネット公表する。あとは,各政党が何に使ったかということは,何か手当てしないといけないが。ピンハネした予算はできるだけ多くの国民が恩恵をうける費目がいいだろうから,社会保障関係にでも当てますかねぇ。

特定検診

 かかりつけの病院で毎年 2 回は採血検査していることもあり,特定検診には行ってない。そのため,先日,かかりつけ医の検査結果を知らせるようにと市から依頼状が届いた。5 月に検査しているので,本日の通院日に持参したところ,三ヶ月以内じゃないからこの依頼状には使えないので,本日採血しますとのことで,また別の書類を書かされた。「三ヶ月」なんて,その依頼状にはどこにも書いてない。ということは,マイナンバー保険証にしたら特定検診結果を他の医者が閲覧できるのがメリットだと言っているが,三ヶ月以上前の結果だったら,結局そこで再度採血されるわけだろうなぁ。お薬手帳ですらリアルタイムではデータ化されていないらしいし,そんなに便利なシステムでもないようだ。