生涯でまずいというものを食べたのは 2 回だ。一度はお世話になっている家庭で出された牛肉だが,そのお母さんが「これちょっと変」とおっしゃったときに口にしてたもので,確かにおかしかった。もう一度は実家の米で,これはまずかった。家族全員で反省したが,原因は不明。そして「まずい」というのではなく「口に合わない」というのがネパールの「山羊?ミルクご飯」だ。大学の留学生会館でのパーティで,ネパール学生家族が僕にサーブしてくれたとき,横にいた日本人が「大丈夫?」とおっしゃったのを無視して口に運んだが,二口は飲み込めなかった。あ,そうだ,もう一つある。クスクスだ。チュニジアの留学生(男性)が作ってくれたのだが,ネパールの「ミルクご飯」と同じで,すぐに「飽きる」のだ。前者よりはましだったが,おかわりはご免させてもらった。
さて,神奈川の大磯の生徒さん達の舌はとても肥えているらしい。給食が「まずい。冷たい。味が濃い」くらいまでは我慢できたが,「味のバランスが悪い」にはちょっとカッときたねぇ。脱脂粉乳に鯨肉という給食は,実は彼らには新鮮なのかもしれないが,おいしいとは言わないと断言したい。砂糖がたくさん入った紅茶の日は嬉しかったなぁ。おっと,この生徒さん達の給食拒否の理由は別なのかもしれないが・・・画面で見た給食はネパールご飯に比べれば十分我慢できそうだったぞぉ。