なんとなぁく変だなぁと思ったら指示役女性は・・・だったね。ちょと前の「あの映画」を観た人なら,声や途中で出てくる人等でそう思った人が多いのでは。この二つは同じ監督なんだろうかと思って確認したら違った。ま,映画の一つの愉しみ方でもありますね。でも,やはり英国なまりの英語は僕にはさらに聞き取り難いでした。
2022年9月12日月曜日
2022年9月10日土曜日
大学教育は研究と一体
東北大高度教養教育・学生支援機構教授の大森不二雄という人(どうやらお役人さん出身らしいが)が朝〇新聞に困ったことを書いている。二種類の教員を導入しろとか,大学教育における研究の位置づけの誤解とか,とても大学院重点化した東北大学の教授の言葉とは思えないものが 6 日の『私の視点 研究力強化と大学教育 研究と授業、まず役割分担』に掲載されていた。
文章の最初に挙げてある「大学ファンド」とも何ら連携すべきことでも何でもないのだ。米国の大学の実態等を知っているのだろうか。とはいえ僕も30年前くらいのことしか知らないが,教育担当の教員なんて無駄。そんな教員がいるのは研究型ではない大学ではないのか。世界的な権威である大教授から学部 3 年生の講義,よく整理された講義を聴く幸せをこの大森氏は知らないだろう。試験問題も極めてよく練られたものだ。それなのに米国大学には卒論が無い。研究を学部学生はしないで卒業するにも拘わらず,研究者からよく準備された講義を受ける。東北大の短期留学プログラムで研究の真似事 `individual study' に触れた米国大学生はとても楽しいと感想を言い,場合によっては修士で東北大に戻ってきたりする。
一方,米国大学院の学生だった我々にはその大先生達の学部生も含めた講義は研究遂行には必須な内容だ。教育担当の教員なんかが担当できる内容ではない。大森氏曰く「講義を聴くだけの授業」が日本の実態だと言うが,米国のトップクラスの大学でも同じだ。ただ毎週のように宿題も出る。学生には日本の学生よりは実力がつくのである。すぐに忘れるかもしれないが。理系の講義でグループで議論なんて米国大学でもやっていない。素人同士で議論して何が得られると思っているのだろう。講義内容はそんなに低いレベルではない。
また「研究室教育」という得体の知れない・実態を知らない言葉が出てくる。教員の研究テーマに参加させることで 3 年間の緩い学習を埋め合わせていると思っているらしい。そもそも大学では「学習」なんかしていない。学生が「勉強」しない限り実力はつかない。だから,昔の大先生たちはわからないように・難しいように講義していた。アハハ。卒業研究は,ごくごく狭い範囲の勉強だけで成果を求めているわけで 3 年間の何らかの不足分を埋め合わせてもいない。誰もまだ解決していない問題にどう対処するかを学生本人が実感して,プロ(指導教員)に読んでもらうべき論理的な文章を執筆するのが目的だ。就職後に現場で出くわす難問,回りの誰も正解を知らない課題を,どうやって料理してそれを上司に提案するのか,という,科学者のみならず現場の技術者にとっても重要な作業の最初で最後の訓練の場である。
現場を知らないお役人さんの言で済むならいいのだが,大学院重点化した東北大学の教授がこんなことを書いていいのだろうか。大学の教員が研究時間が無いと苦情を言っているが,それには言及が無い。米国の研究室の雰囲気と日本のそれとの最も大きな違いを書いておこう。米国では教授が毎日朝から夕方までいる。夜も来ることがある。もちろん週 2~4 コマくらいの講義時間は講義室だ。なぜか。教授会が無い。委員会が無い。自分の研究費は稼ぐ必要があるが,大学の概算要求のような仕事は無い。学会活動なんかしない。社会貢献も無い。出張しない,いやできない。週に 2~4 コマの講義があるし,そもそも研究室で学生と議論しないといけない。毎日しないといけない。そして研究室には国中・世界中から PhD の学生がいる。その学生は,教員の研究費で授業料と生活費をいただいているから,研究へのプレッシャはものすごく高い。日本の大学の博士課程は,ほぼ社会人と留学生しかおらず,米国的には修士レベルのように感じるし,学費はほぼ全員が自腹だ。全くと言っていいくらい違うのだが。教員の二重化とか研究室教育なんてことで解決できる問題じゃないんだがねぇ。
文章の最初に挙げてある「大学ファンド」とも何ら連携すべきことでも何でもないのだ。米国の大学の実態等を知っているのだろうか。とはいえ僕も30年前くらいのことしか知らないが,教育担当の教員なんて無駄。そんな教員がいるのは研究型ではない大学ではないのか。世界的な権威である大教授から学部 3 年生の講義,よく整理された講義を聴く幸せをこの大森氏は知らないだろう。試験問題も極めてよく練られたものだ。それなのに米国大学には卒論が無い。研究を学部学生はしないで卒業するにも拘わらず,研究者からよく準備された講義を受ける。東北大の短期留学プログラムで研究の真似事 `individual study' に触れた米国大学生はとても楽しいと感想を言い,場合によっては修士で東北大に戻ってきたりする。
一方,米国大学院の学生だった我々にはその大先生達の学部生も含めた講義は研究遂行には必須な内容だ。教育担当の教員なんかが担当できる内容ではない。大森氏曰く「講義を聴くだけの授業」が日本の実態だと言うが,米国のトップクラスの大学でも同じだ。ただ毎週のように宿題も出る。学生には日本の学生よりは実力がつくのである。すぐに忘れるかもしれないが。理系の講義でグループで議論なんて米国大学でもやっていない。素人同士で議論して何が得られると思っているのだろう。講義内容はそんなに低いレベルではない。
また「研究室教育」という得体の知れない・実態を知らない言葉が出てくる。教員の研究テーマに参加させることで 3 年間の緩い学習を埋め合わせていると思っているらしい。そもそも大学では「学習」なんかしていない。学生が「勉強」しない限り実力はつかない。だから,昔の大先生たちはわからないように・難しいように講義していた。アハハ。卒業研究は,ごくごく狭い範囲の勉強だけで成果を求めているわけで 3 年間の何らかの不足分を埋め合わせてもいない。誰もまだ解決していない問題にどう対処するかを学生本人が実感して,プロ(指導教員)に読んでもらうべき論理的な文章を執筆するのが目的だ。就職後に現場で出くわす難問,回りの誰も正解を知らない課題を,どうやって料理してそれを上司に提案するのか,という,科学者のみならず現場の技術者にとっても重要な作業の最初で最後の訓練の場である。
現場を知らないお役人さんの言で済むならいいのだが,大学院重点化した東北大学の教授がこんなことを書いていいのだろうか。大学の教員が研究時間が無いと苦情を言っているが,それには言及が無い。米国の研究室の雰囲気と日本のそれとの最も大きな違いを書いておこう。米国では教授が毎日朝から夕方までいる。夜も来ることがある。もちろん週 2~4 コマくらいの講義時間は講義室だ。なぜか。教授会が無い。委員会が無い。自分の研究費は稼ぐ必要があるが,大学の概算要求のような仕事は無い。学会活動なんかしない。社会貢献も無い。出張しない,いやできない。週に 2~4 コマの講義があるし,そもそも研究室で学生と議論しないといけない。毎日しないといけない。そして研究室には国中・世界中から PhD の学生がいる。その学生は,教員の研究費で授業料と生活費をいただいているから,研究へのプレッシャはものすごく高い。日本の大学の博士課程は,ほぼ社会人と留学生しかおらず,米国的には修士レベルのように感じるし,学費はほぼ全員が自腹だ。全くと言っていいくらい違うのだが。教員の二重化とか研究室教育なんてことで解決できる問題じゃないんだがねぇ。
2022年9月5日月曜日
議員さんたちの説明責任など
僕ら,入試も含めて答案用紙は 2 年くらいは保管義務があったけど,議員さんにもなると毎年破棄できるらしい。そういえば各省庁もほとんど保管していないでした。ま,納得せざるを得ない。
さて説明責任とは。これは,ある事業や行動をするに当たって,説明する責任があって説明が義務だということを示すらしい。だから,説明しさえすれば,反対が大多数であってもその事業や行動は正当化される。そしてその事業や行動による結果に責任を取るという義務は負わないのだ。言ってみれば,議員さん達は説明をすればいかなる事業でも行動でもする権利があるらしい。
ところで,各議員さんの献金とか行動は当然だが,あの M* 社のスプレッドシートソフトを使っているのだと想像する。そんなことはディジタル庁,あ違った,デジタル庁があろうと無かろうとそうだったと想像する。なら,献金した団体の列や主催者や依頼者の列で並べ替えをして関連・友好団体名と比較すれば,数時間でカウントできる。HER-SYS 入力に比べればあっという間だ。関連・友好団体名は朝*新聞にはすべて記載されている。議員さんだから朝*新聞くらいは毎朝秘書さんが確認しているからすぐにデータは取れる。・・・はずじゃないのだろうか。テキストファイルなら grep を使えばあっという間に・・・ねぇ。
さて説明責任とは。これは,ある事業や行動をするに当たって,説明する責任があって説明が義務だということを示すらしい。だから,説明しさえすれば,反対が大多数であってもその事業や行動は正当化される。そしてその事業や行動による結果に責任を取るという義務は負わないのだ。言ってみれば,議員さん達は説明をすればいかなる事業でも行動でもする権利があるらしい。
ところで,各議員さんの献金とか行動は当然だが,あの M* 社のスプレッドシートソフトを使っているのだと想像する。そんなことはディジタル庁,あ違った,デジタル庁があろうと無かろうとそうだったと想像する。なら,献金した団体の列や主催者や依頼者の列で並べ替えをして関連・友好団体名と比較すれば,数時間でカウントできる。HER-SYS 入力に比べればあっという間だ。関連・友好団体名は朝*新聞にはすべて記載されている。議員さんだから朝*新聞くらいは毎朝秘書さんが確認しているからすぐにデータは取れる。・・・はずじゃないのだろうか。テキストファイルなら grep を使えばあっという間に・・・ねぇ。
2022年9月1日木曜日
高級和牛
先日,ある懸賞のようなものが当たって届いたものを食べた。なんだこれは。脂だらけだ。バラ肉は当然脂分が多いが,もうほとんど脂だけ。タレで食べているような感じだ。ステーキも油を引かずに焼いたがそれでもベトベト。肉のえぐさが無いだけじゃないのだ。こういうのが美味しい牛肉なんだろうか。
2022年8月29日月曜日
2022年8月27日土曜日
政府の判断がウロウロ
HER-SYS への入力項目は 4 つ。保険証番号と可能なら電話番号と対応の要否と緊急連絡ボタン。対応が要なデータについては保健所が外注した業者が保険証番号から個人情報を取得して,そのあとは今まで通りの保健所の対応。軽症患者が急変したときは患者から発熱外来に電話して HER-SYS の緊急連絡ボタンをクリックしてもらい,あとは保健所マターにする。もし,4 項目以外の項目が必要になった研究機関は,その都度,発熱外来が保管している紙データのコピーを集めて集計。この集計は病院も保健所も関わらない。
マイナンバーカードでディジタル化するのではなく,国民皆保険の情報やマイナンバーや他の情報とのソフト的なリンクが必須。すべてを一つにまとめるリスクよりは,検索窓口の複数化の方が安全ではないのか。
マイナンバーカードでディジタル化するのではなく,国民皆保険の情報やマイナンバーや他の情報とのソフト的なリンクが必須。すべてを一つにまとめるリスクよりは,検索窓口の複数化の方が安全ではないのか。
2022年8月17日水曜日
情報とかデータサイエンスとか
コロナ全数調査を止めるとか。いや,全数調査だけすればいいんじゃないの。HER-SYS に 40 項目も入力していても,この 2 年間にそれをデータ解析した報告は一切見たことがない。だからだろうが,今後は数項目だけでいい。いや,その数項目だってデータ解析しないなら不要だろう。単に,数だけ登録すればいいのではないのか。問題は感染した人にどういう行動をして欲しいかを,もう 2 年も経つんだから,ちゃんとしたシステムを全国レベルで作らないと。
さて大学入試で情報が加わるとか。いいことだ。学部 2 年のときの計算機演習はさっぱりわからなかったし,毎回のようにタイプミスも含めてプログラムミスで結果が出なかったからねぇ。でも学部 4 年からはほぼ独学で使えるようになったけどね。ま,情報の内容は知らんけど,データ解析で重要なのは情報処理の知識じゃなく,例えばコロナなら病理的な指標なんではないか。情報処理だけができても,その項目の意味がわからない人には処理もできないと思うのだが。なんだか,情報ってフワフワしたものとしか受け取られてないか,あるいはグラフを作ることだとしか思われてないのではないだろうか。
さて大学入試で情報が加わるとか。いいことだ。学部 2 年のときの計算機演習はさっぱりわからなかったし,毎回のようにタイプミスも含めてプログラムミスで結果が出なかったからねぇ。でも学部 4 年からはほぼ独学で使えるようになったけどね。ま,情報の内容は知らんけど,データ解析で重要なのは情報処理の知識じゃなく,例えばコロナなら病理的な指標なんではないか。情報処理だけができても,その項目の意味がわからない人には処理もできないと思うのだが。なんだか,情報ってフワフワしたものとしか受け取られてないか,あるいはグラフを作ることだとしか思われてないのではないだろうか。
2022年8月1日月曜日
HER-SYS 入力項目
毎年保険証(紙やカード)は送付されてくる。住所氏名生年月日は保険証番号からわかるわけだ。じゃ,HER-SYS には,その番号を入力すれば,あとは電話番号だけ。かかりつけの病院なら,患者番号で電話番号は検索できる。っていうのにも,国民健康保険だぁ,共済保険だぁ,の縦割りが邪魔するんだろうか。
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