2021年10月3日日曜日

IT ジェネコンとは失敬な

 あたかも建設業がちゃんとした仕事をしていないかのような用語だ。専門家が別の専門家に仕事を投げるのが下請け作業。それをやってない IT 業界が土木の言葉を誤解して使っているだけか。さて,どうりでいろんなマニュアルがわかりにくいわけだ。ソフト開発者と仕様書作成者と動作確認者が別々。多分情報のフィードバックも無く,上から下への一方向作業なんだろう。土木の状況とも異なる。だから,マニュアルが読めない,書いてある通りには動作しない,何を言っているのかわからない,という状況が生まれてきたんだろうなぁ。もしかしたら家電もそうかな。マニュアルにあることができないことがある。

2021年9月22日水曜日

シミュレーションや理論の本質を法学関係者は知らないのだろうか

 元弁護士で元知事の某氏がある TV 番組で,コロナ禍の初期からよく引用されるある大学教員の予測データや主張をもう信じないと述べた。それを聴いていてちょっと驚いた。というのも,シミュレーションや理論が事実を正確に予測すると思っていたようだったからだ。どちらもある事実を観察したある種のモデルに基づいたもので,一つの現象に対して予測理論が 10 個あれば,全部異なる結果になるのは当たり前だ。例えば台風の進路予測の報道等を通して素人でも知っていると思っていた。そういえば,FEM の解は「正解」だと思っている技術者がいて困るという話が昔あったことを思い出した。英語で `It is a theory.' の意味は,それは一つの可能性だという意味でしかない。あの感染者数についての折れ線の予測なんて,そもそもそのまま信じていいはずがないことは,素人でもわかると思っていたのだが。

2021年9月21日火曜日

そして,誰がいなくなったのか

 重症者が 20 名減ったという日がある。その同じ日の死者が 30 名だということがある。重症者で中等症に回復した人が 5 名いるとすると,残りの 15 名は死亡したと考えるのが素直だ。だとすると,その日の死者との差の 15 名はどこから来たのだろう。もし軽症者や中等症者からなら我々の認識とはかなり違うから,国やマスコミはそういう発表をして危機感を国民に伝えるべきだろうと思うのだが。マスコミが調べないのか,国が公開していないのか?

2021年9月5日日曜日

デジタル庁

 失礼しました。ディじゃなかったんですね。困ったねぇ。ディジトォにしろとは言わないけど。

2021年9月1日水曜日

ディジタル庁ねぇ

 無駄が好きですよね,この国は。米国は皆保険制度じゃないから SS 番号が必要で,大学の学生証番号も SS 番号なわけだ。ところが日本は国民皆保険。全員が個別の番号をもう何十年も前から持っている。わざわざマイナンバーなんか導入する必要もないわけで,健康保険証に顔写真を付けてそれに運転免許証の仕組み組みこめば終わった話。それをわざわざ税金の無駄遣いをする役人と役所を増やしてるわけだ。縦割り・横割りを崩すんだったら既存のシステムでやればいいだけ。新しいシステムを導入したって,今現在で 3 人に一人しか対応していない。健康保険証の次の発行のときに写真をとるだけで目的の半分は達成できる。大学の教員でいると,いくつもの番号を持つ。職員番号・健康保険証番号・科研費の番号・そのた大勢の番号。どれがいつ必要なのかもわからない。全部健康保険証番号にすれば終わりなのに。

2021年8月30日月曜日

ディジタルがベストなのか

 接種券発行先全員に往復ハガキを入れた封筒を送る。往路・復路ハガキにはバーコードで当該者の個人番号が記載済み。ハガキ発送日から 2 週後以降でワクチン接種希望日時の枠が往路ハガキにはマークシート方式対応で書いてあって,受取人は希望日時の第 1~10 志望枠を黒塗りして往復ハガキのまま返送する。役所は受け取った順に往路ハガキのバーコードとマークシートを読んで,あとはプログラムでベストな接種日程を志望順等を勘案しながら決めて,復路ハガキにそれを記載して返信する。このアナログ方式ではネットの混雑も道路の待ち行列も避けられる。

2021年8月25日水曜日

明星大学を提訴

 みんなで話し合える講義に憧れていたそうだ。僕自身は学生として大学にいた 10 年以上の間で一度もそんな講義は無かったし,それがおかしいと思ったこともない。30 年くらい講義を受け持っていたが,学生は板書を無言で写し,終わったら質問がある学生が数名だけ一学期に数回教壇のところに来るだけで,他の学生は三々五々教室から出ていく。それが現状だった。オンラインと何ら違いは無いのだが,何が不満なんだろう。僕は板書をするから写さないといけないが,同僚の数人の教員はスライドを見せて口頭で補足しているだけで学生はそのスライドのコピーを見ながら・聴きながらぼぉーっとしているだけ。これこそオンラインと全く同じだろう。休み時間に雑談ができないことが不満なのか。それは大学じゃない所でもできて,確かにこの 2 年間はそれができないことには同情するが,そういう雑談だって無くても構わないと思うのだが。

2021年8月19日木曜日

テレビの音声出力はディジタルのみ

 ようやく部屋の整理がちょっとだけできたので,オーディオのセットを居間に設置した。が,レコードの音が右から聴こえない。CD は大丈夫なので試しに接続を仮に変更したがやはり聴こえない。じゃ,次に簡単なのはカートリッジだ。すぐに注文して付け替えたら聴こえるようになった。長年使ってなかったからなぁ。この普通の部屋で僕の耳では,レコードの音もかなりいい。スクラッチ・ノイズが聴こえないのは耳が悪くなったからだろう。呵呵。
 さて,ついでにテレビの音もスピーカーからに・・・と思ってテレビの裏を見ると,何とディジタル出力しか無い。あぁーあ,ということでググってみたら,やはり需要があるらしく DA 変換装置が売っていた。早速購入して接続した。うぅーむ,いいねぇ。DVD はこれで観よう。

2021年7月11日日曜日

ワクチン接種

 かかりつけの病院で一回目完了。上腕が腫れてて痛い。1 時間に六名の予約つまり 1 時間に一瓶という堅実なやり方。解熱鎮痛剤を出していただいているが一回目は使わないで済みそうだ。

2021年6月17日木曜日

トホホな情報の試験問題

 朝刊に昨年度の共通テストの「情報関係基礎」の問題が載ってた。プログラムの変数名が `Suji' に `kurai' とか `keta' だ。国までもがこういうくだらないことをする。学生が卒論や宿題で作るプログラムのファイル名も日本語のローマ字表記だ。大学生にもなってなぜ英語を使わないのかと思っていたが,今や国の作題の人間もそうなのだ。脳みそに何らかの刺激を与えないように国全体がしているとしか思えない。
 また記事には「なぜ全員が学ぶ必要があるのか」という文字がある。まるで算数・数学嫌いな子供が言うことと同じことを新聞がやっている。幼稚な考え方だ。