2017年1月29日日曜日

自己都合退職

    所属する大学では,正式な定年 63 歳での「自己都合」退職と,それを延長した 65 歳での「定年」退職とに違いがある。僕は前者で,来る 3 月で退職する。もう能力が無いままい続けるのに限界を感じて逃げるわけだ。呵呵。先日,退職教授の送別会の案内がメイルで来たが,退職予定教授のリストに,確かに僕の名前は無かった。が,しかし,2 月からは毎週のように宴会が続きそうだ。プールのおじさんおばさん達が,最後の最後 3/28 に送別会兼親睦会を開いてくれることになっていて,楽しみにしているところだ。仙台に 33 年いたことになり,人生で一番長く滞在した街になったが,大学とアパートと駅前・商店街の周辺くらいしか地理を知らないままだ。4 月になったら,水族館・動物園(アパートから数分)等をめぐってから鹿児島に帰ろう。

2017年1月22日日曜日

また邦題が違ってる

    今回の `the accountant' は,そこそこいけてたんではないか。主要メンバーが途中からずっと出ないのが結末をある程度予測(あの件はどうなっているんだろうという「いずい」心がずっと続く・・・)させてしまうが,2 時間を楽しむには十分だったように感じた。ま,敬老料金 1,100円の価値はあったかも。ただ,ちょっとハッピーエンド過ぎかもしれないなぁ。最近は,主要メンバーの大切な人がたいてい途中で死ぬんですよね。

2017年1月21日土曜日

センター試験問題の良否

    今まであまり気にしてなかったが,今年の成績平均表が新聞に出ていた。平均が 60 点未満なのが,国語・世界史A・日本史A・地理A・倫理・数学I・化学基礎・化学・地学・英語リスニングだ。
    中学・高校と歴史も政治・経済も学年最下位だった(平均取れなかったという生易しいレベルではないぞ! ほぼ零点だったという)僕に言えたことではないが,この結果は,A) 問題が悪い(出した問題の六割程度は身につけていて欲しいという考えには基づいていない悪問)か,B) 生徒のレベルがかなり低いか,のいずれかだろう。普通の人達は B) だと思っているかもしれないが,もしかしたら A) ではないだろうか。もう問題は手元に無いからわからないが,リスニングだけはちと変な問題だと感じた,と以前書いた。
    もし A) なら作題者を再教育する必要がある。というのも,この試験結果が大学に入学する上で何ら参考にならないからである。本人の能力とは無関係に,変な問題・奇問・悪問を出して点数が悪いだけだからだ。そして,このままなら「資格試験」にもならない。もし B) なら,やはりこの試験を「資格試験」として捉えるべきだということになる。どうせこの点数で予備校による大学の(無意味な)序列化が公開されてしまっているし,「資格試験」にすることのどこが悪いのだろう。センター試験成績を見ながら大学を決めるというのは本末転倒でしかない。難しいところにチャレンジする。駅弁大学であってもやりたい研究をしている教員がいる大学を選択する。それでいいはずだ。
    「資格試験」にした場合は,指定した科目合計の平均が 60 点以上なら一般入試を受けることができるとすればいい。どうせ,センター試験成績と一般入試成績との相関はほとんど無いからだ。

2017年1月15日日曜日

コマーシャルメッセージ上の発音

    ある英会話学校の TV CM で,小学生のような生徒が `swimmer' と言っているようだが,そう聞こえない。また `tennis' の発音もちょっと。ま,日本人でもこのくらいの発音ができますよっていうのだろうか。別会社の聞き放し CD の CM に出てくる人達の発音はいいですねぇ。どっちが効果的なのだろう。というのはどうでもいいのだが,今週のナイトスクープは面白かった。清酒の「黄*,ドン」が「ハイ」に聞こえる人が結構いるというのだ。よく英語の発音が日本語に聞こえるってのはあるが,これは面白い現象だった。耳の能力ってのはかなり個人差があるのかねぇ。

英語リスニング

    センター試験のこの科目。米国の日常会話だ。こんなのが今の高校生は聞き取れるらしい。それなのに,ゼミでやる英語は読めない。なぜ。
    まず寮の平面図の部屋には勉強机が無い。どんな大学なんだ。またドアが廊下側への外開きだ。これは日本か? あ,そうか,別問の弁当も「日の丸弁当」だ。この魚は何なんだ。しかし湯船にしては小さ過ぎるから,シャワーだ。こりゃ日本じゃないね。`though' が最後に来ることを今の高校生は聞き取れるわけだ。すごい。`And the rest?' だけでわかるらしい。また `Yeah' でいいし,`cool' も知っているらしい。`junk mail' がわかるのなら,今の大学生には `junk food' も通じるのだろうか。`Well' も使えるらしい。しかし `P.E.' というのが何の科目なのかを知っているのだろうか。こんな現代的な会話じゃなく,例えば先生と生徒の間の「良い英語」による会話じゃダメなのか。そのうち `Beats me!' とか `Guess what?' なんてのが出てくるのだろうか。

2017年1月5日木曜日

2017年1月3日火曜日

今年のメジロ

    ようやく来ました。1 週間前に庭を通過していたのですが,2 階ベランダのミカンには来ませんでした。今年は暖かいからミカンなんか不要だったのかなぁーと思っていました。本日ようやく来ました。2 羽共に痩せています。この写真は随分前のやつですが,2 週くらいでここまで太ります。もちろん,えさがこのミカンだけとは思いませんが。しかし,どうやってこんな小さいのに気づくのでしょうねぇ。おやじもホッとしています。

2016年12月28日水曜日

大学でのアカデミック・ハラスメント

    また起こったらしい。学生の文章に「稚拙だ」とコメントしたらしいが,やり方が悪かったのだろうか。稚拙なら(ま,稚拙なのは当たり前なので),その文章に赤を入れてやればいいだけだ。それが大学における教育プロセスだろう。彼らはまともに文章を書いたことはほとんど無い。なら,手本を示せばいい。
    どうせ,先生の論文や参考文献等を読んでも文章の書き方は学べなかった学生なんだからそういう状況にあるのだろう。だったらもう一言一句真っ赤にする以外には手が無い。僕も卒論は(いえ博士論文も・・・恥ずかしいっ!)真っ赤だったし,自分が書いた文章はほとんど赤線で消されていた。まだワードプロセサも無い(卒論の)時代に,青焼きのために薄い紙に鉛筆で書くのであるから,すべて最初から書き直しだ。鉛筆タコはそれは痛かったですよぉ。でもそれが当然だった。ワードプロセサが使える今の学生さんは,そういうことにも腹を立てるのだろうか。もしそうなら,大学はもう存続できない。

2016年12月24日土曜日

大学教員が一番欲しいもの

    何が欲しいかというアンケートのトップは「時間」だそうだ。一体,どうして勉強する時間が無いのだろう。学会活動で現場の声を聞いたり,研究上の情報交換は必要な時間だろう。お金集めだろうか。それはあるかもしれないが,実用的研究をしたいのなら(僕は全く興味が無いが)ある程度は仕方が無い。書類は秘書に書かせているんだろう? 僕は雇ってないが,購入伝票も出張書類も 10 分もあれば書ける(後者は最近かなり難しくなっている。出張先で誰とどんなことをしたか書かされるのである。いい加減な出張をした先輩がたくさんいたのが原因らしい。)のである。そして,僕が勉強していた頃(最近はほとんどしていないような気がする;興味を引く論文を読んでも中身が理解できないのだ)でも,朝 8 時半から夜 10 時くらいまで勤務先にいて,週 3 日は途中で 30 分くらいは水泳ができたぞ。家庭サービスの必要が僕には無いから,そこだろうか。でもそれはプライバシーだ。うぅーむ,何に時間をとられているのだろう。知りたいなぁ。で,多分,「講義」というのが一番の回答だという予想はしているのだが。実用,金,受賞,新聞・マスコミ出演・・・などなど,こっちをやめれば・・・

ディジタルからアナログへ

    昨晩 TV で武満徹氏の秋庭歌をやってた(初めて聞いた,途中まで)のだが,その解説で半音の半分を使っているとか。うむ,そう考えると,クラシカル音楽は 8 度の音階,つまりディジタルの世界に古くからいたことになる。基本周波数は次第に高く(多分),基本速度も次第に速く(多分)なってきているが,フレットの無い弦楽器でも基本は 8 度の音階とその半分である。ピアノはまさにディジタルである。武満氏でも四分の一と,まだディジタル。いや,面白いねぇ。最近レコード・プレィヤーが売れているらしい。僕も Technics の SL-? をまだ持っている。レコードはかなり捨ててしまったが,まだちょっと変わったものだけ 20 枚くらいはあるかな? 引越しのために送ったダンボールをまだ開けてない。プーになってから聞く時間は山ほどあるが・・・さて?