2015年8月11日火曜日
メイルはウツ
普段から気になっていたのに,ようやく思い出した。電報って死語だと思っているのだが,どうしてメイルを若い人が「打つ」のだろう。スマートフォンの指の操作を打つと呼ぶのか?よくわからん。メイルは送るものだ。昔下宿してて,電報を受け取ったことがあると思う。何をどうしてだったか覚えていない。たいしたことではなかったような気がする。キーボードを「たたく」のが「打つ」なのか。確かにパーソナルコンピュータの前にいるとウツにはなるが,そういうことなのだろうか。質問に何でも「そうですね」と答え,朝からの挨拶が「お疲れ様」である若い人達の気持ちが全く理解できない昨今である。やっぱ,早々に辞めるべきなのだろう。
2015年8月10日月曜日
かごんまの女性
プール帰りの午後のバス,最後部に座っていた。買い物帰りと思われる女性が 20 名ほど。次のバス停でさらに 3 名ほど女性が乗ってきたが,最後のお年寄りが入ってすぐにこけてしまった。その瞬間っ!後ろ半分に座っていた 10 名ほどの女性のほとんどが腰を上げ,2 名が駆け寄った。僕は「あっ」と思って前の背もたれをつかんだだけだった。運転手さん(男性)も僕と同じくらいのタイミングでの声かけだったなぁ。さつまおごじょはすごい!
鹿児島はやはり亜熱帯
昨日のスーパーマーケット買い物。昨年から小型家電のリサイクルボックスが設けられていて便利である。が,そこにクロアゲハがとまっている。二重自動ドアの間である。そういえばアオスジアゲハも今年は目撃した。あちこちで蝶は飛んでいる。ここが仙台と大きく違う。仙台では蝶が飛ぶ間もなく一ヶ月前あたりからトンボが舞う。昨今の気温は両都市で,それほど違いは無いが,蝶は北には拡がってないのであろう。サメは北上しているらしいが。
2015年8月4日火曜日
説明したらなんでもあり
説明責任という言葉が流行ったころからか,説明という言葉が間違って使われているのではないかと思う。説明が十分なら,相手が全く納得しなくても実行していいと思っているのではないか。少なくとも今の政府は・・・大学でも同様なことが多い。100 名を越える教授を抱える研究科で,20 名ほどの代表者に「説明」しただけで,各関連委員会で否定的な意見しか出ていないことであっても実行されてしまう。今流行のカタカナ・ローマ字言葉の中に PDCA サイクルというのがある。この A には,Abandon を積極的に取り入れるべきだと考える昨今である。
2015年8月3日月曜日
さつま狂句
前にも書いたと思うが某国営放送局の「さつま狂句」の番組である。講師と女性アナウンサーで,投稿狂句を紹介・改善・追加するのである。講師はさつま語を使う。アナウンサーは共通語である。まず面白いのは,次の募集のお題の表記と発音。画面には「共通語(さつま語)」で表示され,彼女はまずさつま語で発音したあと共通語で伝える。狂句も,共通語と発音の違うものはきちんとルビを振らなければいけない。またその発音で語数を数える。共通語は禁止である。講師とアナウンサーのやり取りは異なる言語同士で続くのではあるが,さすがに急な対応に対しては彼女もついさつま語(少なくともイントネーションは)になってしまうところも興味深いのだ。実は民放にもさつま語をふんだんに使う番組がある。しかし東北仙台の番組では,ここまで地元語を使う番組は無い。鹿児島人はフランス人なんだろう。
2015年7月25日土曜日
防衛省と米国軍
防衛省が大学に研究費をくれる話。以前から DARPA からの資金を受け入れている東北大に対し,絶対にダメとする東大。防衛省の提示テーマを見ると,いわゆるプロジェクト型の内容であり,米国軍による基礎研究の支援とは全く異なっているところが怪しいのである。だから東大は受け入れないのだろう。ま,DARPA も東大は受け入れていないらしい。前にも書いたが,僕の留学中の研究も奨学金も軍からである。ポスドクで招いてもらったときの研究も軍支援である。そのテーマは `On composites' である。招いてくださった村先生は「どうだぁ!すごいだろぉ!何やってもいいんだ!」とおっしゃった。もちろんその成果はすべて世界にオープンである。防衛省の思い描いているものと全く異なるくらい,その懐は広いと言っていいのではないだろうか。防衛省が望む研究は,省の持つ国研でやればいいのである。今の政権の特性を踏まえると,この防衛省募集研究はうさんくさいと思われても仕方がないかもしれない。
2015年7月23日木曜日
ノックしてすぐ開けるな
常に開いているドアが閉まっているのである。ノックしてすぐに開けるな。それがマナーだろう。こちらも相手をしたくないときは,ノックされても返事はしない。当たり前だろう。客と内緒話しをしているのだ。なぜ,それを中断するような行為を学生がするのか。我々は学生へのサービス業者なのか。うぅー!
米国のいいものは取り入れたらいい。いない部屋のドアは開放。いるときも,来訪を認める状況ではほぼ開放。閉まったドアはノックして,中から許可が出るまでは外で待つ。人の通行を面と向かって遮らずに譲り合う。
米国のいいものは取り入れたらいい。いない部屋のドアは開放。いるときも,来訪を認める状況ではほぼ開放。閉まったドアはノックして,中から許可が出るまでは外で待つ。人の通行を面と向かって遮らずに譲り合う。
2015年7月20日月曜日
あの役所の金銭感覚
ま,競技場関連であるが,あの役所は対財務省的には弱小だったのではないか(数値を持っているわけではないが)。所属公務員数は(大学法人化であたかも少なくなったように見せたとしても)役所中最大かもしれないが,所詮国家公務員給与。ことによれば地方よりは廉い(年金は別にして)。そして,お役人様たちは,財務省から取ってくる金額を省間で競争しているように見える。その中で最も弱小だったところが,何十年に一回の大金を握ることができる機会を逃さなかったのは体質ではないか。少なくとも競技場については非論理的な言動しかできない大臣が,教育機関のトップにいること自体,たいへんな問題でもある。
研究費も,基本中の基本の交付金は昨年度からはもう光熱費だけでほぼ無くなるのだが,今後も毎年 1 %ずつ少なくなって外部資金が必須である。米国なら軍という国家組織が大学への膨大な配分研究費予算を持っているが,わが国の国家組織では科研費くらいしかない。民間からもらえと圧力をかけてくる。ときどきあの役所も大金をばらまくが,テーマ限定であり(僕の回りに限定すれば,下品な守銭奴がいる分野のテーマだったりする,呵呵),なんだかプロジェクトのような結果が見えたものだけにしか配らないようにも見える。こういう金の使い方とか,文系が要らないだとか,もはや大学の大学たるそもそもの存在意義を,もはや時代に即さないと称して,あの役所は既に破棄してしまっているのだろう。受験生の能力レベルに合わせた教育をしていたら,確かに研究はもう一切前には進まないだろうから,大学には光熱費くらいしか要らないというのも一つの明確な見方ではあるが。
研究費も,基本中の基本の交付金は昨年度からはもう光熱費だけでほぼ無くなるのだが,今後も毎年 1 %ずつ少なくなって外部資金が必須である。米国なら軍という国家組織が大学への膨大な配分研究費予算を持っているが,わが国の国家組織では科研費くらいしかない。民間からもらえと圧力をかけてくる。ときどきあの役所も大金をばらまくが,テーマ限定であり(僕の回りに限定すれば,下品な守銭奴がいる分野のテーマだったりする,呵呵),なんだかプロジェクトのような結果が見えたものだけにしか配らないようにも見える。こういう金の使い方とか,文系が要らないだとか,もはや大学の大学たるそもそもの存在意義を,もはや時代に即さないと称して,あの役所は既に破棄してしまっているのだろう。受験生の能力レベルに合わせた教育をしていたら,確かに研究はもう一切前には進まないだろうから,大学には光熱費くらいしか要らないというのも一つの明確な見方ではあるが。
2015年7月19日日曜日
設計の英訳はデザイン
今回の国立施設のゴタゴタでわかったこと。あの分野のデザインというのは,強度とか経済性は全く考慮されていないということだ。ま,以前からそういうことだと,皆が思っていたのだろうが,あそこまで違う・・・オーダーが一桁違うくらいの勘違いがあろうとは誰も思ってなかったのではないだろうか。安藤氏には感謝しなければいけない。彼自身の評価が今回こんなに下がっても,自分のことは置いておいてそういう事実を述べてくれたのはよかったのだろう。
土木の場合は,例えば橋なら,どの形式がどのくらいの長さで経済的かということを学ぶ。あの分野ではそういう教育はしないのだろう。その分野の教室の横をときどき通るが,授業をしているようには見えない。空室か,あるいはプロジェクタでスライド映写会をやっているだけだ。学生さんはほとんど製図室にこもっているようにも見える。こういうことで教育ができているというのは奇跡だ。
土木の場合は,例えば橋なら,どの形式がどのくらいの長さで経済的かということを学ぶ。あの分野ではそういう教育はしないのだろう。その分野の教室の横をときどき通るが,授業をしているようには見えない。空室か,あるいはプロジェクタでスライド映写会をやっているだけだ。学生さんはほとんど製図室にこもっているようにも見える。こういうことで教育ができているというのは奇跡だ。
2015年7月4日土曜日
大学の広告ポスター
新聞に載ってた。近畿の「マグロ大学って言うてるヤツ,誰や?」は絶品だ。阪大の「3位じゃダメなんです。」ぅー? あれ? 3 位はトンペィじゃなかったか! という突っ込みはともかく,「いい」学生集めをそろそろ真剣に考えないといけないのは確かである。学生さんの中に犯罪者までも多発する昨今,どうやったら質を上げられるか。入学後の教育なのか,そもそもの資質なのかはわからんが。
うちのコピーはどんな風か・・・「研究大学!教育なんかしてる暇ないぜ」とか「もちろん文科系こそが大学の宝だ」か。工学研究科なら「社長人材ならおまかせあれ」「教員の研究レベルは世界トップだぜ」「金のかかる研究一手引き受け隊」「基礎研究なんかしてられっか」「純日本人が英語で教育していますぅ」とか。
うちのコピーはどんな風か・・・「研究大学!教育なんかしてる暇ないぜ」とか「もちろん文科系こそが大学の宝だ」か。工学研究科なら「社長人材ならおまかせあれ」「教員の研究レベルは世界トップだぜ」「金のかかる研究一手引き受け隊」「基礎研究なんかしてられっか」「純日本人が英語で教育していますぅ」とか。
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