2013年11月30日土曜日

映画の設定はわからんが・・・

某タイヤ会社の TV CM に,あの映画の悪役 (?) が出てくる。タイヤの宣伝側は,未来のタイヤを表に出したい。しかし,その悪役が出てくる映画の設定は,昔々この銀河の遠いところで・・・である。過去を描いた映画の登場人物を,未来の希望についての CM に出すところに,この企画をした人の甘さがあるように思うのだが,どうだろう。

2013年11月23日土曜日

蛸をフランス語では「アシ・ハポォーン」

    これも以前書いたか。Oct は 8 という意味。オクターブやオクトパス・オクテット等がそうだ。しかしオクトーバーは 10 月である。このズレについて知っている若者が少ない。そして,答を話しても理解できない若者が多い。シーザー・カエサルいずれも知らないとのたまう。なぜか。受験前に世界史を履修する生徒が少ないからか。それは入試制度のどこかに間違いがあるのではないか。詰め込んだ知識を問わないでどこが入試なのだ。「いい人」はいい仕事をするのか,いい技術開発ができるのか。いわゆる識者@政府周辺の頭の中はどうなっているのだろうねぇ。やはり,解決できそうな政治的問題が少なくなってくる(政府活動が行き詰ってくる)と,政府周辺は教育改革に言及する。それはつまり正解が無いし,どうやったって結果が出るのは 10 年後だからいいかげんなことが言える(いわゆる専門家と称して TV にすら出てくる輩であっても)からだろう。(使える)いい道具をたくさん持っている人がいい仕事をしてくれるのが普通だ。うちの優秀な技術職員(女性)の一人が一番大事にしているものは,自分で購入した「のみ」だそうだ。抱いて寝ているとは冗談で言ったのかもしれないが,少なくとも彼女はいい仕事をしてくれている。
    さて,イカはしたがって「アシ・ジュポォーン」である。複数についてはどこかに書いたので省略。

2013年11月17日日曜日

なかじまらもさん

    彼の随筆に,どこかの編集長からの夜中の電話ということで紹介されていた面白い話がある。前にも書いたかもしれないが・・・
    野菜チーム(先攻)と果物チームの野球である。9 回の裏である。1 対 0 で野菜チームリードのままの裏での果物チームの最後の攻撃である。ピッチャーは元気な白菜君でキャッチャーは最良相棒の葱君。2 アウトランナーなしで,バッターが青森りんご君。そして彼の一発さよなら逆転ホームランで果物チームの勝利・・・って話。確かに面白い。

2013年11月10日日曜日

CM はやはり騙すため

    某社の電話通話速度が速いという CM には,その伝送周波数の数字が出てくる。小さい字で周波数であることは書いてあるが,それと通話速度との関係は普通の人はわからない。僕も普通の人なので,わからない。「うちのステーキは 200 g だ。レストラン A は 2500円,B は 3500円だ。うちにおいで」という CM と何等変わらないのであるが・・・
    さてレストランと言えば,使われている材料の偽装が妙な言葉で表現されている毎日である。潔くないだけなのに。そして「手に入らなかったので代用品を使った」と述べた会社は皆無だった。ということは,つまり,「入手可能だったが高かった。もうけるために代用品を使った」ということを『言わなかっただけ』であることは火を見るより明らかである。
    それから,TV のインタビューに平気で出てくる客と思しき方々は,恥ずかしくはないのだろうか。「僕はあれは芝エビじゃないとわかってましたよ。」と返事した客はいなかった。つまりは騙されたわけであって,通常なら恥ずかしくてコメントもしないのではないか。客が客だから,店も平気で偽装をするのであろう。

2013年11月3日日曜日

厚生労働省のデータ

    公務員試験を合格して職を得た役人さんが頭が悪いことを露呈した大問題であり,また,その御用学者らしい人物の阿呆さ加減を明らかにした事件だった。
    ある二種類のデータの相互参照ができなくなったとのこと。大金を費やして作ったデータだという。一方は西暦で生年月日を,他方は元号で。そんな馬鹿な。通常,我々素人集団であれば,あるシステムが動くかどうかは,造った直後にシミュレーションして確かめるものである。それを元に,そのまま実行するか改善を要するかを判断しない限り,実際の作業には移れないのは明らかである。それをしなかったというのだ。あまりにも初歩的であり,あきれてしまう。とてもまともな仕事を,税金でしているとは思えないところであろう。
    一方で,それに対する意見を求められた学者にいたっては,国民の総背番号制度を前提にしないかぎりできないとのたもうた。うぅーむ。それ以前の問題を無視して,全く関係のない違う議論に話を進めているだけである。とても頭が悪い学者なのであろうが,TV には顔を堂々と出してくださった。こういう方を,御用学者とか,似非学者と呼ぶのではないかと思う。近頃聞かない言葉を,思い出させていただいた事件である。